政府は、2030年代半ばまでに
国内の新車販売を全て、ハイブリッド車(HV)や電気自動車(EV)に
切り替え、純ガソリン車の販売を事実上禁止する方針を打ち出しました。
10日にも経済産業省から正式表明があるようです。
背景には、50年までに二酸化炭素(CO2)など
温室効果ガスの排出を実質ゼロとする政府目標があり
純ガソリン車の販売を制限する、世界的な動きに追随する形になります。
欧米中では電気自動車(EV)へと完全に切り替えていく流れもありますが、
日本ではすでにハイブリッド車(HV)が他国に比べて大幅に普及しており
新車の販売台数も3割程度がHVです。
ここから段階的に次世代自動車の普及率を5~7割にしていくのが
従来の目標で、今回その取り組みを加速させることで
温室効果ガスの排出をゼロに近づけていくのが狙いでしょう。
そのうち、ガソリンだけで走る車は珍しいものになるかもしれません。
自動運転化の流れも含め、車の保険もこれから大きく変化していきそうです。
たにぐち